BRZ ドアの内張のばらし方
ドアの内張のばらし方解説 |
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ドアスピーカーの交換や、オーディオ音質改善のためのデッドニングなどを行う際のドアの内張のばらし方を解説致します。 【 必要な工具類 】 ・ マイナスドライバー ( 普通サイズとそのほかに先端の細い物があると良い ) ・ プラスドライバー ( 普通サイズのほかにショートドライバーや、スタッピドライバー等の短めの物もあったほうが良い ) ・ 保護用のマスキングテープ、養生テープ、ガムテープ等 ・ 内張剥がし用工具 ( エーモン工業 品番 1423、1495、1427など ← カー用品店で入手可 ) ※ 内張剥がし用工具は無くても内張は外せますが、外す際にプラスチックピンがドア側に残ってしまった場合に必要になります。 まずは取っ手部分のカバーを外します。 カバー下部にマイナスドライバーの差し込み口がありますので、そこからこじ開けます。 ただし、内装はとても傷つきやすいので、取っ手の下側にガムテープ等を厚く重ね貼りして保護しておくのがお薦めです。 マイナスドライバーでこじってカバーの下部が浮いたら、引っかかっている箇所を下からひとつずつ順番に外していき、 最後に 1番上の部分を上の写真(右)のようにカバーを持ち上げながら外します。 ドア開閉レバー部分にあるメクラ蓋を細いマイナスドライバー等でこじって開くと、この中にネジがあります。 なお、先ほどと同様に内張に傷が付かないよう、ガムテープ等を周囲に貼って保護しておくと良いです。 メクラ蓋を開いたら、先に外した取っ手部分と合わせて合計 3本のネジをプラスドライバーを使って外します。 ドア前方上部にあるプラスチックのピンを抜きます。 マイナスドライバーかピン抜き用の工具等で真ん中部分をこじって引き出すと、ピンが抜ける仕組みです。 ピンを抜いたらその下部にある内張の隙間に指を入れ手前に引っ張って内張を剥がします。 内張は裏側に数カ所プラスチックのピンで固定されていますので、前のほうから順番にひとつずつ慎重に引っ張って外して行きます。 ピンを全て抜いたら内張を持ち上げるようにして上部を外します。 ただし、まだ内側にワイヤーや配線が付いていますので、この状態では完全に外れません。 ドア開閉レバーの裏側にワイヤーが 2本繋がっています。 このワイヤーは引っかけてあるだけなので、レバーを動かしながらワイヤーを外します。 ワイヤーの外し方がよく判らない場合は、上の写真(左)の 2箇所の ○ 部分のネジを抜くとレバー部分ごと外れます。 それと、パワーウインドウスイッチ裏に 2つのコネクターが繋がっています。 このコネクターはこのままだと非常に抜きにくいので、上の写真(右)の 4箇所のネジを抜いてスイッチ部分ごと外したほうが 比較的外しやすいと思います。 なお、これらのネジは短めのドライバー ( ショートドライバーや、スタッピドライバー等 ) を使用すると回しやすいです。 ワイヤーとスイッチ部分を外すと、内張が完全に外れます。 内張を組み付ける際は、パワーウインドウスイッチからコネクターを一旦抜いて、スイッチ部分を先に内張にネジ止めしたほうが 組み立てやすくなります。 コネクターには 「 爪 」 の部分があって、そのままでは引き抜けないようになっています。 押すと 「 爪 」 が引っ込む部分がありますので、そこを押しながらコネクターを引き抜きます。 上の写真のコネクターの例では ○ の部分を押すと 「 爪 」 が引っ込み、コネクターを引き抜けるようになります。 ○ の部分を押すときの注意として、コネクターを引きながら押すとかえって爪が食い込んで外れにくくなりますので 一旦コネクターをやや押し込むようにしてから ○ の部分を押して、そこからコネクターを引き抜くと抜きやすいです。 また、○ の部分を指で押しにくい場合は、先端の細いマイナスドライバー等を使って押すと良いです。 組み立ての際はコネクターを抜いたスイッチ部分をこのように先に内張にネジ止めして、内張をドアに取り付けながら コネクターを差し込むと良いでしょう。 |
備考 |
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記事掲載日 : 2012/06/06 |