「 内張をばらしたくない 」、「 とりあえず簡単に電源が取りたい 」 と言ったような場合に有効な、
市販の 「 ヒューズ電源 」 を使用したヒューズボックスからの電源の取り方を解説致します。
運転席の足下、アクセルペダル側の上部にヒューズボックスがあります。
ここのヒューズを、市販の 「 ヒューズ電源 」 に差し替えると電源が取れます。
市販のヒューズ電源。 カー用品店で入手可能です。
エーモン工業 や ENDY( 東光特殊電線 ) など、各社から同様のモノが売られています。( 写真は ENDY製 )
BRZ には、上の写真(右)のような 低背タイプのモノが使用可能です。
このようにヒューズから配線が分岐していて、この配線から電源が取れます。
万が一、ヒューズが切れてしまっても走行時に支障がない部分から取るようにするのが良いでしょう。
BRZ の場合は、上の写真(右)の2カ所の部分が良さそうです。
この 2つは車内にある 「 電源ソケット 」 のヒューズです。
( 電源ソケットは センターコンソールとグローブボックス内に各 1個ずつあります )
電源ソケットは車載説明書を読むと使用できるのは各 10A までと書いてありますが、ヒューズは 15A が使われています。
ヒューズ的には 5A の余裕がありますので、ここが比較的安全に電源が取れる箇所と言えるでしょう。
ただし、この 2つは分類的には 「 ACC電源 」 です。
車両が 「 ACC 、または、イグニッションが ON 」 の状態の時しか使えません。
常に使いたい場合は、OPコネクターか、バッテリーから直接取るようにしましょう。
また、ヒューズ電源を使用すると、ヒューズボックスのフタが閉まらなくなります。
使用する際は、フタを無くさないよう保管するなど注意が必要です。
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