■ 記事No.1006 エキマニ交換するとどうなる?
まず、エキマニ(エキゾースト・マニホールド)だが、色々なメーカーから 様々な形状で売られている。
これはどれも同じなのか? 私の答えは「NO」だ。 排気系パーツは、勘やマグレで造れるモノではない。 科学的理論と計算、膨大なデータを基に造られるべきモノである。 つまり、街のショップや逆に色々な車種のパーツを造っているパーツメーカーだと ノーマルのエキマニよりは良いかも知れないが、本当の意味での「良さ」には 到底及ばないと思う。(個人的見解です。)
私の知りうる限りでは、シムス社のエキマニがお奨めだ。 実際にWRCで培われてきた経験とデータを基に、実走行テストやベンチテストを 経て科学的に造られた逸品だ。 まして、シムス社はスバルと深い関係にある会社なのは周知の事実。 各部の溶接処理や曲げなどの造りの良さも、他のモノより格段上だと思う。
さて、本題の「エキマニ交換するとどうなる?」かだが、上記を踏まえたうえで シムスのエキマニに限定して話を進めよう。
まず、ノーマルのエキマニに対し排気干渉が無くなるので、低回転域での トルクアップ、追従性の向上などが実感できる。 余談ではあるが、スバル車独特と言われている不整脈のような「ドドド音」は 無くなる。これは単に排気干渉によって出る音で、性能的に考えるとマイナス 要因でしかない(笑)。逆に交換によってWRCarのような音に近づくと言える。
中〜高回転域では、抜群のレスポンス&パフォーマンスを発揮する。 排気干渉はなにも低回転域だけの問題では無い。排気干渉が無くなる事で 高回転域でのピックアップレスポンスの向上、アクセルに対しての追従性が 非常に良くなり、レプリミットまでストレス無く吹け上がる。
シムスのエキマニやフロントパイプは、雑誌等でベンチテストの記事が紹介されて いるのでご存じの方も多い事だろう。まあ、今更私があえて書くまでもない 優れた性能であると言う事だ(笑)。
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