■ 記事No.5001 ハイワッテージ仕様のヘッドライトバルブ交換
後期型のインプレッサの中に、ハイワッテージ仕様と言うのがある。 これは、TypeRやRAに最初から12V 100/80Wのハイワッテージの ハロゲンバルブが装着されている仕様だ。
この仕様は明るくてとても良いのだが、困った点がひとつある。 それは特別なタイプのハロゲンバルブを使用しているのだ。 規格名は、「H4−R」と言うハロゲンバルブだ。
このバルブ自体は、一見普通のH4バルブと同形状なのだが バルブの取付け角度が正規のH4バルブとは逆になっている。
また、やっかいな事に、この規格のバルブはハロゲンメーカーの 普通の生産ラインには存在しないため、売っていないのだ。(笑) このH4−R規格のバルブが欲しい場合、スバルに交換部品として 取り寄せてもらうしかないのだ。
近年大人気のHID光に近いと言われている市販のホワイトバルブも、 当然ハイワッテージ仕様のインプレッサには規格が合わないので 原則的に使用不可だ。
普通の規格のH4ならば、夜間のドライブなどでヘットライトが 切れてしまっても、ガソリンスタンドなどでバルブを買う事が できる。また、カー用品店へ行けば、必ず売っている。 しかし、H4−Rでは切れてしまったらディーラーに行くしか 道はない。
ヘッドライトが切れて困るのは夜間だ。しかしディーラーは 夜はやってない。また、ゴールデンウイーク、お盆休み、そして 年末年始など、ディーラーが1週間以上に渡って休業する場合も ある。この期間にバルブが切れたら、もうアウトだ。(苦笑) もし、ディーラーへ行く事があったら、この仕様の車種に 乗っているオーナーは、是非、予備のバルブの購入をお勧めする。
しかし、本当に市販のバルブは全然使えないのかと言うと、 答えは半分「NO」だ。 なぜ半分かと言うと、改造すれば 使えるようになる。
改造方法は当ホームページの「まさ!@パフォーマンス」の コンテンツ内にあるので、そちらを参照して欲しい。 (マッチド・ハロゲンランプのページがそれだ。)
ただし、この方法はある程度の技術と、この方法に対応した バルブでないと成功しないので、自信の無い方にはお奨めできない。
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