IMPREZA-LIFE

 □ 検索 

トピック内容表示

 ■ 記事No.1009 オイル添加剤は有効か?!

    この話も昔から色々と賛否両論がある。(笑)

    結論から言ってしまおう。答えは「有効」だ。

    まず、エンジンオイルと言われるモノには、必ず添加剤が元々入っている。
    ベースオイルとなる主原料に、様々な効果の添加剤が入っているのだ。
    例えば、清浄分散効果や酸化安定性などの効果は、オイルそのものの性能ではなく
    添加剤の性能である事は言うまでもありません。
    事実、市販のオイルには、この手の添加剤が多く含まれています。

    ただし、製品として売られている以上、コストの問題から必ずしも充分かつ
    有効な成分が入っているとは言えません。逆に言えば、ベースオイルが同じ場合、
    添加剤の効果の優劣でオイルのグレードが決まると言って過言ではありません。

    そこで市販の添加剤の登場となるワケです。元々オイルに含まれる添加剤より
    高性能な添加剤を加える事により、オイルの性能UP、ひいてはエンジンの
    性能を上げる(エンジンのコンディションを良くする)結果になります。

    ここで大事なのは、元々オイルに入っているよりも「高性能な添加剤」を入れる
    と言う事ですね。添加剤は同種のモノを入れすぎても効果は上がりません。
    また、パーツを交換したりする物理的なチューニングとは違い、どんなクルマに
    でもハッキリと効果が出ると言う類のモノではありません。

    エンジンの「最高のコンディション」をより長く保つには、オイル交換をこまめに
    行うことですが、そのオイル自体を高性能にする添加剤を加える事で、より長く
    コンディション維持が出来ると考えた方が良いですね。オイル添加剤によって
    パワーアップ、トルクアップするのではなく、本来の性能に近づける、そして
    本来の性能を長く維持する役割をしているのです。

- Child Forum -