■ 記事No.4004 ボディーカラーの話
WRCに出場しているスバルワークスのカラーは、 96年までのグループA時代はスポーツブルー。 97年以降のWRCarでは、ソニックブルーマイカだ。 2001年からは新型で採用されたWRブルーマイカになる。
各々その時代の市販インプレッサでリミテッドバージョン等に 使われている。(現時点では、WRブルーマイカを除く)
カラーナンバーは、スポーツブルーが「53C」、 ソニックブルーマイカが「74F」だ。
自分のインプレッサのカラーナンバーが知りたい場合、 ボンネットを開けて、左(助手席側)ストラットタワー部分にある、 アルミプレートに記載されているので、それを見よう。 プレートの左下に「外装色コード」と言う項目で記載されている。
さて、WRCarと、市販車のソニックブルーマイカだが、 完全に同じ色というワケではない。
これは、WRCarではスポンサーでもあるSTANDOX社の 塗料を使って塗装されているからだ。ご存じの方も多いと思うが 海外の塗料と国産の塗料とでは、成分の違いから発色が異なる。
クルマの塗装(塗料)と言うモノは、何色もの塗料を調合して 作るため、同じ色を作ろうと思ったら、同メーカーの塗料を 調合して使わないと完全に同じ色にはならない。
特に原色(赤、青、黄色)に近い色ほど、その塗料の素性が 出やすくなるので、ソニックブルーマイカは差が出やすいのだ。
では、WRブルーマイカはどうだろう? この記事を書いている現在までで判っている範囲で書くと 新型WRCarのプロトタイプでは、市販のインプレッサの WRブルーマイカと同一色のように思える(ワシが見た所では)。
やはり「ソニックブルーマイカ」は色が違うという指摘が 多かったのだろうか?(笑) 今回のWRブルーマイカは 富士重工も意識して同色になる努力をしたと思える。(^^ゞ
まあ、これは来シーズンが始まって、新型WRCarの姿を 見慣れて来るまでは、正しい答えは出ないだろう。
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