■ 記事No.5008 スバルの自動車メーカー以外の顔
富士重工は、自動車以外にも色々と作っている。
まず、「記事No.5004 富士重工はなぜスバル?」でも書いた通り 元々の本業である飛行機作り。軽飛行機ではエアロ・スバルが有名だ。 また、大型旅客機のボーイングの部品も手がけてきた。 ボーイング747、757、767、777などの主翼やフラップなど 結構メインのパーツを作ってたりする。
飛行機以外の「飛びモノ」として、ヘリコプターなども富士重工で 作っているのだ。高性能大型無人ヘリコプターRPH2などが有名だ。 アメリカ・ベル社との技術提携で生まれた最新機富士ベル205Bは、 物資輸送や救難・防災など、幅広い用途での活躍が期待されている。
日本版スペースシャトルと言われる無人の宇宙往還機「HOPE」も 富士重工だ。
輸送機器事業では、バスや鉄道車両も作っている。 これはスバルと言う名を使わずに丸にカタカナの「フ」の文字の 俗称「丸フ・マーク」が付いている。 富士重工製で有名なのは青函トンネルを走る寝台列車「北斗星」。 それとスウェーデン・ボルボ社との提携で開発した、後方2階建ての ユニークなフォルムを持つ大型観光バス「アステローペ」。 アステローペはボディーのみ富士重工製だ。 それとバス作りの生産技術力を応用した「コンテナハウス」、 ゴミ収集車のゴミを格納する部分「フジマイティー」なども 富士重工が作っている。
産業機器事業では、夜間の道路工事現場で使われている投光器・発電器。 こちらは「富士ロビン」のブランド名で、作られている。 また、ワシも持ってるスノーモービル「INDY」シリーズも 富士重工の製品だ。
|