■ 記事No.1013 マフラーからの異音の原因
すでに何回か掲示板で答えている事なので、「メジャーな事例」として ここに書いておくことにしよう。
走っている時に「カラカラ」とか「カリカリ」とか、金属音がする事例がある。 パターン的には1速〜3速の低回転時に、排気音に混じって出る音だ。
これはマフラーやフロントパイプ、またはエキゾーストマニホールドに付いている 「遮熱板」が経年劣化でサビたり割れたりして、エンジンの振動によって 響いてなっているのが原因だ。
対策としては遮熱板を交換するか、外してしまえばすぐに治る。
ただし、草むらとかある場所に駐車する場合、遮熱板がないと直接熱が草とかに 伝わってしまうので、大火災の原因ともなるので要注意だ。
また、社外のマフラーに交換したら、マフラーリング(マフラーを吊っている ゴム製のワッカ)も強化タイプに交換することをお奨めする。
当サイトお奨めの「レガリス・スーパーR」など、社外のマフラーで1本モノの マフラーの場合、その構造上、マフラーを固定するマフラーリングが 純正マフラーと比べて少ないモノがある。
この場合、固定箇所が少ないためにマフラー自体が大きく揺れるので、 エンジンの振動などと共振し異音が出やすくなるのだ。 マフラーが揺れる事により、フロントパイプとの接合フランジ部分に負担がかかり その部分のガスケットがダメになってしまうこともある。 これを防止するには、先にも書いた通り強化タイプのマフラーリングに換えよう。
このように性能の良い1本モノのマフラーに交換したら、周りの部分も強化しないと その性能を発揮&維持出来ない場合もある事を憶えておこう。
※まあ、マフラーに限らずチューンする場合は、これと似たようにトータルで いじらないとダメな場合が多いですね。(;^_^A アセアセ
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