■ 記事No.1014 F型・G型のエアフロ故障の話(GC/GF系)
「記事No.1003 エアフィルターのお話」でも書いたが、 GC/GF系 F・G型のインプレッサはエアフロが敏感で、 社外品のエアフィルターに変えると壊れる事がある。 また、最近ではノーマルのままでも壊れてしまうケースもあるようだ。
F・G型からはエンジンが「フェーズ2」になり、 吸排気系に大きな変更が加えられた。 センサーも、従来までの「ホットワイヤー式」から「ホットフィルム式」になり、 より高性能となって高度な燃調が出来るようになっている。 しかし「高性能」=「敏感」であるために、何かしらの要因で 壊れてしまうことがあるのだ。
エアフロが壊れると、アイドリングが安定せず、信号待ちなどで停車していると エンストしてしまう症状が出る。また、エアフロが正常に作動しないので 濃いめの燃料がエンジンに送られ燃費も少々悪くなるようだ。
ここで朗報!
この事は既にスバルが対処する方向で動いている。 スバルは国土交通省(旧・運輸省)に、この症状がある事を届け出済みだ。
全てのF・G型インプレッサが上記のようにエアフロが壊れてしまうと 言うワケではないので、リコールには該当しないが、 この症状が出たクルマに関しては無償で「対策品」と交換するようにと、 国土交通省から指示されたようだ。
※無論、保証適用範囲内の車両に限るので、社外パーツを付けた車両、 違法改造車両、過度の改造車両、また、エアフロが壊れるような改造を 施した車両などは基本的には適応されないだろう。(^^ゞ
国土交通省の判断(指示)は、症状が出たクルマに対してのみ適用される。 よって、リコールとは違って、オーナーへは「お知らせのハガキ」は来ない。 (国土交通省の指示で、お知らせハガキを出さなくて良い事になったらしい) 症状が出た時点でディーラーへもっていけば、順次対処してくれるだろう。
若しくは、点検などでディーラーへ行った時に、症状が出るクルマかどうか チェックしてもらえるハズだ。
まあ、いずれにしても、これでF・G型オーナーを脅かしていたエアフロ問題も 一件落着って言ったところだろう(笑)
※上記情報は私が個人的に集めた情報であり、富士重工、及び東京スバル社とは 関係ありません。
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