■ 記事No.2008 スバル車での常識(笑) ダブルクラッチ
「記事No.2001 インプレッサのミッションはホントに弱いか?!」でも書いたが スバルのマニュアルミッションは、ギヤが入りにくい事がある。 特に新車時は固くて入らない。(笑)
冷えてる時とか、車庫入れでバックに入れる時、普段のシフトチェンジの 時でも入りにくい事はある。 まあ、これは今に始まった事ではなくて、昔から入りにくいのだ。(^^ゞ そこで「スバル乗り」として身に付けておきたいテクニックが「ダブルクラッチ」。
このダブルクラッチは、普段の運転で行うのなら、なにもそんなに 難しい技でない。 シフトチェンジする際に、1回クラッチを戻してやるだけだ。
つまり、、、、
●普通のギヤチェンジ
クラッチを踏む → シフトチェンジ → クラッチを戻す
●ダブルクラッチ
クラッチを踏む → ギヤを抜く → クラッチを戻す → ワンテンポ待つ → クラッチを踏む → ギヤを入れる → クラッチを戻す
と、いう違いです。ギヤを抜いてニュートラル時に、クラッチを踏み直すワケ。
シフトダウン時は、ワンテンポ待つ代わりに軽くアクセルを踏んで シフトダウン後のエンジン回転に合わせてやるのが良い。 (って言うか、ヒール&トゥで回転合わせる時にダブルクラッチするのが効果的)
このダブルクラッチを行うだけで、確実にギヤが入るようになる。 もちろん、ミッションに負担をかけないので是非使いこなして欲しい技だ。
厳密に言えば、レース車両に搭載されるレーシング用のミッションなどで行う難しい テクニックであるが、普通にシフトチェンジする際に「補助動作」的にやるのであれば 決して難しいテクニックではない。
もっと簡単にいえば、シフトチェンジする際、入りにくい時はクラッチを 踏み直せば良いのだ。(笑)
ギヤが入りにくいのは、スバルと言うメーカーの持つ「クセ」なので、 「面倒だな」と思わずに「入りにくい時は踏み直す」、これが大事。(^^ゞ
日本車は、とかく「イージー」というか「ラクチン(死語?)」なクルマが多いが 欧米のクルマでは1つや2つクセがあって当たり前だ。 特に名車といわれるクルマなら、「乗り手を選ぶクセ」がある。(笑)
俺らが乗ってるインプレッサは、世界に誇る、そして世界も認めた名車だよ? そのぐらいのクセがあるのは、ある意味当然だろう(笑)。
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