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コトスポーツ製 強化ブローオフバルブ |
▼ コトスポーツ製 強化ブローオフバルブ ( 純正加工品 ) |
以前 「 ブログ 」 や 「 ZERO/SPORTS 製ダイレクトフローシステム 」 の記事でも書きましたように有効にパワーを引き出すため、社外の強化ブローオフバルブを導入することにしました。 もともと純正のブローオフバルブはタービン保護や過給をスムーズにする目的で装着されています。 アクセルを戻した時など、行き場を無くしたブースト圧を抜いてタービンを保護したり過給をスムーズにしているワケですが、純正ブローオフバルブは少々その 「 保護目的 」 の度合いが強くなっていて過剰に開いてブースト圧を抜いてしまうため、本来あるはずのターボパワーが逃げてしまっています。 特に私の GRB は、個体差でブローオフバルブが弱いのか、それともパワーアップに伴い過給圧に負けてしまっているのか、ひどく漏れてしまっています。。。(^^ゞ ↓ 下の図は、パワーチェックと同時に計測したブースト圧のグラフです。 このグラフにその 「 ブースト圧が漏れてしまった様子 」 がハッキリと現れています。 上の ○ で囲んだ所がブースト圧の漏れてしまった部分ですね。 3,700 〜 5,000 回転過ぎあたりまで、まさに 「 バシュシュシュシュ… 」 と漏れた様子を物語っています。 この現象を解消するため、強化ブローオフバルブを入れてみることにしました。 ■ 純正との比較 ↑ バルブの強さを確かめるため、指で押してみました。 機械で計測していないので何とも言えませんが、押した感じは純正品とあまり変わらない気がします。 ( GD の E 型以降は、純正品でも結構かためになっていますからね ) では何が違うのか? 外観をよく観察してみると・・・・ ↑ 純正品は、○ の部分に穴が開いているが、コトスポーツ ( 純正加工品 ) のは開いていない。 おそらくダイヤフラム ( 空気圧で作動する調整弁 ) に通じる穴を塞ぐ加工がしてあるようです。 ↑ 塞いだ穴の代わりに、外部に通気口を追加してありますね。 これらの加工により、純正品よりもブローオフバルブが開きにくくなっているようです。 例えばアクセルオフ時など、純正はダイヤフラム内に過給圧が流れ込むのでインマニ内との圧力差が大きくなりバルブが開きやすいが、コトスポーツの加工品の場合はダイヤフラム内が大気圧になるのでインマニ内との差が純正よりも少なくバルブが開きにくくなる感じでしょうか。。。 まあ、外観からの勝手な想像ですが(笑) ■ 取付作業 ↑ 取付は ZEROMAX ( ゼロマックス ) 北関東店で行ってもらいました。 写真に写っているスタッフの倉林さんはスバル車にとても精通していて、非常に手際が良く安心して任せられるメカニックです。 ↑ 交換したところ。交換したと言っても純正加工品ですから、あまり外観が変わらないので見た目が寂しいですね(笑) ■ 実走行してみた感想など。。。 純正品と比べると、無駄な開きが圧倒的に少なくなりました。 マジで純正ブローオフバルブは頻繁に開いてましたからね〜 普通にアクセルを開けていく時点でブローオフが開いていたのがこの交換で解消しています。 ただ、アクセルをいきなり踏み込んだ時など、走行状況などによっては開いてしまうようですね。 まぁ、完璧では無いですが、ブースト圧の解放が減る分、全般的にレスポンスが良くなったと言えます。 ターボパワーを少しでも無駄なく引き出すには、これはお薦めアイテムですね。 そのうち機会があればまたゼロマックス店でパワー計測を行って、数値的にどのぐらい変わったのか見てみたいと思います。 |
▼ お問い合わせ先など |
■ 取付作業ならびに記事作成協力 → ZEROMAX ( ゼロマックス ) 北関東店 群馬県太田市西矢島町162-2 イエローハット店舗内 ( 旧ピット100太田店 ) TEL 0276-30-0202 担当 : 笠原さん、倉林さん、渋澤さん 上の写真(左) : 建物外観。イエローハットの店舗内にあります。( 旧ピット100太田店だった所 ) 上の写真(右) : ゼロマックス北関東店入口 上の写真(左) : ゼロマックス北関東店スタッフ。左から倉林さん、笠原さん、渋澤さん。 3人とも親切で、チューニング等の相談に丁寧に対応してくれます。 上の写真(右) : 店舗内は ZERO/SPORTS 製品はもちろん、様々なメーカーパーツが充実! 記事掲載日 : 2009/05/06 |