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環境にもお財布にも優しい ソーラーバッテリーチャージャー 取付詳細 |
▼ ソーラーバッテリーチャージャー |
普段から毎日のように車を走らせている人には無縁かも知れませんが、1 〜 2週間に1度とか、 月に 1 〜 2度程度しか乗らない人の場合だと、バッテリー上がりは結構身近な問題です。(^^ゞ 乗る用事が特に無くても車のために ( バッテリー充電のために ) 週1回ぐらいエンジンをかけて 少し走らせてる人も中にはいらっしゃいますよね。 しかし、最近の震災被害によるガソリン不足や、日常的にやってくるガソリン高騰の波、、、、 無論、温暖化等の環境問題を考えても不必要にガソリンを消費するのは避けたいところです。 そこでガソリンを使わずに少しでもバッテリーを長持ちさせるため、太陽光による充電システム 「 ソーラーチャージャー 」 を取り付けてみることにしました。 いろいろ調べてみると市販の車用ソーラーチャージャーは出力が 2W以下のものが多いのですが、 インプレッサはバッテリーが大きいので、もう少し高出力のものを取り付けたいと思います。 ようは、各パーツ毎に購入してオリジナル仕様の製作ですね。 まずはソーラーパネル選びです。 ソーラーパネルには以下のような種類があります。 ・ 単結晶タイプ ( 太陽光を電気に変換する効率が高いタイプ。 ) ・ 多結晶タイプ ( 単結晶と比べると変換効率が若干劣ります。 ) ・ アモルファスタイプ ( コスト重視で変換効率は低めです。よく電卓に使われてる赤っぽいやつです。 ) ここはやはり、高出力が期待できる 「 単結晶タイプ 」 をチョイスですね。 …で、実際に入手したのがこれです ↓ 寸法は約 40cm x 16cm で、ダッシュボードに丁度良く置けるぐらいのサイズです。 厚さ 1ミリのアルミ板上にソーラーモジュールが並び、その上から樹脂でラミネートコーティングされた タイプのもので、少しぐらいなら曲げて使える 「 フレキシブル 」 な 単結晶タイプのパネル です。 フレキシブルのせいか ¥4,500 ほどしましたが、普通のパネルタイプならば ¥2,000 ぐらいから 売られているようです。 ラミネートコーティングを含むパネルの厚みは 3ミリ以下。 これならダッシュボード上に置いてもかさばらなくて良さそうです。 最大出力は 5W。 このぐらいならば、まあまあじゃないかな。 ってゆーか、これ以上だとパネルの物理的サイズも大きくなるので、インプレッサに搭載するには このぐらいが丁度良いかと。。。(^^ゞ ただ、このままじゃちょっと見た目も何ですから、加工が必要ですね。 ■ ソーラーパネルの加工 ↑ まずは、余分なところを切り落とし、角も丸く削っておきます。 ↑ 土台のアルミ板がそのまま見える状態だと、ダッシュボード上に置いた時にフロントガラスへ 映り込んでしまいますので、なるべくアルミが隠れるよう艶消し黒のカッティングシートを貼ってやり、 さらに外周にはクッション性の高い柔らかめの縁ゴムを入れておきます。 これで車用のソーラーチャージャーっぽくなりましたよね。 ■ ソーラーチャージコントローラー きちんと製品化されているソーラーチャージャーを使う時は不要だと思いますが、 私のようにソーラーパネルを単体で購入した場合は、コントローラーが必須となります。 これは、夜間など発電しない時にバッテリーからの逆流放電を防いだり、 バッテリー満タンの時に過充電しないようにするためのコントローラー。 接続は簡単です。ケース上に描かれた図に従い、バッテリーとソーラーパネルを繋ぐだけで OK。 市販で ¥1,400 ぐらいで入手可能です。 ちなみにこのユニットはネジを締め込んで配線を固定するタイプなんですが、車で使用すると振動で ネジが緩んでくることがよくあるので、私は基板に直接配線をハンダ付けしています。 また、ついでに充電中を知らせる LED ランプは改造してユニットから分離しておきました。( 写真:右 ) これでユニット本体を内張の中に隠して運転席もスッキリでき、充電中かどうかもひと目で判ります。 ■ 設置 設置場所は、ダッシュボードの中央です。 上の写真 ( 左 )は位置決めしてマスキングテープで位置をバミっているところ。 ソーラーパネルを手曲げでダッシュボードの形に合わせてやり、両面テープで貼って完了♪ フレキシブルタイプなので、ダッシュボードの曲面に綺麗にフィットしてますね。 ソーラーチャージコントローラーの LED は、上の写真 ( 右 ) の ○ のところに設置しました。 車外から見ると、意外とソーラーパネルは目立ちませんね。 この状態で、17ボルト以上の発電 があります。( 2011年 03月下旬、晴天、AM10時ごろ ) 駐車場には直接日差しは当たりません。この場所自体が家の影ですし、屋根付きです。 なお、この前日に強風で砂埃が激しく舞い、ボディーもフロントガラスも砂だらけで真っ白ですが それでもバッテリー充電可能な発電力があるのでビックリ。 さすが単結晶タイプのソーラーパネルと言ったところでしょうか。 これならしっかり充電を補えそうなので、ガソリン節約に貢献してくれることでしょう。 |
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■ オークションで入手したパーツを加工・取り付けしてくれるお店 → S-craft 記事掲載日 : 2011/03/29 |