■ エンジン性能 最大出力280馬力、最大トルク40.2Kg-m で、2.0リッター量産車世界最強! 右上のグラフを見て判る通り、パワーもトルクも太って、従来型よりも低い回転域が 強化されています。 ※ 実線が新型、点線が従来型。 / 青い線がパワーカーブ、赤い線がトルクカープです。 ■ 4−2等長集合エキマニ まるでアフターパーツメーカーのエキマニのようです!(笑) これが純正パーツって言うのには驚きですね。 集合形態は、第1気筒+第2気筒、第3気筒+第4気筒を等長でまとめています。 右と左とを1本ずつ集合させているのは、王道とも言える集合方法。 まあ、最近のアフターパーツメーカーでは、この方式を採用しない場合のほうが多く見られますが メーカー純正パーツとしては満点の出来栄えでしょう。 むしろ特筆すべきは、等長や左右結合ではなく、” 4−2 ” エキマニであると言う点です。 4−1集合ではなく、4−2集合をタービン直前まで伸ばし、排気圧を高くキープしています。 ※ 等長タイプでは排気干渉が無い分、干渉の逆利用による排気圧UPが出来ませんが、 この ” 4−2集合 ” で、それを補い、タービンへ高い排気圧を送り込めるようになったと 思われます。 ■ ツインスクロールターボ タービン自体は、従来型よりも A/R比を約2倍にして高出力タイプ になったと同時に ” 4−2集合 ” のエキマニから送られてくる排気をさらに効果的に働かせるために タービンスクロール室まで 2気筒分ずつの細い管にして導いて います。 これにより、排気圧の 低い低回転域でもタービンを力強く回転 させる事が可能になりました。 ■ 低背圧マフラー 排気効率に優れた低背圧マフラーを採用。 さらに吸音構造を追加して、静粛性も向上。 |
■ 新高強度鋳造ピストン + 強化されたコンロッド 「 えっ?! 鋳造? 」 って思った人も多い事でしょう。 しかし鋳造でも、従来の鍛造ピストンの約1.2倍の強度 があります。(^^ゞ コンロッドもエンジンのトルクUPに伴い、材質と形状を変更して強度UPされています。 WRCar のエンジンにも使われている ” タフトライド処理 ( 表面を窒化処理で硬化 ) ” を採用。 STiパーツとして販売されている強化クランクシャフトと同等のモノが標準装備されました。 ■ インテークマニホールド 吸気効率UPのため、新設計。 可変バルタイ用の隔壁を取り除き、一体成形の滑らかな形状になりました。 ■ オイルクーラー 標準装備の水冷式オイルクーラーの形状変更により、冷却性能を向上。 ★ specC ( 17インチ仕様 ) は、空冷式のオイルクーラーを採用。 ■ オイルパン 高速コーナーリング時に、オイルの片寄り等を防止し、潤滑性を確実にするため、 オイルパン形状と構造を変更。 |
加速レスポンスが飛躍的に向上! 中間加速で約1秒も速いっす!! 当サイト内の 「 ガンガン行くぜ! GD型チューニング 」 などでも、 ” レスポンスUPで1秒縮めると、仮に時速100Km/hで走っていれば、1秒間で約27mも進む ” と何度か書いて来ましたが、まさかメーカーがこれを実践して来るとは思ってみませんでした(笑) |
■ フロントサス フロントサス周りに関する剛性UPの変更点は以下の通り。 1.クロスパフォーマンスロッドの追加 クロスメンバーとロアアームの取付け部をロッドで連結して剛性UP。 2.クロスメンバー3点留め コーナーリング時のサスジオメトリー変化によるアンダー傾向を抑えるため、 締結箇所を2点から3点に増やして取付け剛性をUP。 3.specC にもサブフレーム ■ リヤサス リヤクロスメンバーに補剛ブラケットを追加し強度を高めました。 また、トレーリングリンクのフロントブッシュ取付け位置を変更し、 姿勢変化を少なく抑えるように改良 ( 従来型specCと同等かな? (^^ゞ ) ■ スタビライザー スタビリンクを剛性の高いボールジョイント化。 また、取付けブラケットも強化してスタビの効果を充分に引き出せるように改良。 ■ ホイール 旋回時のリムのたわみを防ぐため、ホイールを補剛し、アンダーを抑えます。 これにより、筑波サーキットのラップタイムを0.2秒短縮する効果があります。 ■ ステアリング 13:1のクイックステアギヤボックス内のラック軸の径を太くしてステアリング剛性をUP。 高速旋回性能が向上しました。 |
★ ドライバーズコントロールセンターデフのトルク配分変更 & オートモードを搭載! ■ トルク配分変更 従来の 45:55 から、35:65 に変更。 コントロールの自由度が拡大しています。 ■ オートモードの採用 アクセルの開度、各タイヤの回転数、車速、横Gなどをセンサーで捉えて、前後のトルク配分を 最適制御するシステムを搭載。 スイッチ操作により、マニュアルモードにもなります。 ★ 従来は、typeRA 16インチモデルのみでしたが、WRX STi へメーカー装着オプションで 取付け可能になりました。また、17インチ仕様のspecCに標準装備されます。 ( 16インチ仕様のspecC には、オートモード無しのDCCDが搭載 ) |
ましたね。 これに伴い、全幅が1センチ広くなっています。 ※ 従来型 全幅1730mm → 新型 1740mm |
エアインテークが、デカくなりましたね〜 (^^ゞ 横から見ると、かなり出ているのが判ります。 また、上部が前方へ張り出した形となり 冷却効果の向上も期待大ですね。 |
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WRCar に似た形状のウイングです。 B型ではウイングはメーカー装着オプションに なりましたが、新型では標準装備です。 ( 16インチ仕様除く ) |
サイドシルスポイラーの 形状変更。 |
空力性能が向上し、高速走行の安定性もUP。 ※ 左写真は風洞実験 ★ なお、外装はスバルワールドラリーチームと 共同開発です。 |
光の拡散を抑えて光量確保。 ※ HID は、メーカー装着オプション ( 従来と変わらず ) |
ワイパーのフィンをアームではなく、ブレードに装着。 230Km/h の超高速でも、ワイパーの浮きを抑える 効果を発揮しています。 |
■ その他 ・・・ クリアビューパック ( メーカー装着オプション ) の追加 後続車の視認性を高めるリヤフォグランプ、 ヒーターでドアミラーの水滴を除去するヒーテッドドアミラー、 凍結したワイパーを解凍するワイパーデアイサー のセットが追加されました。 |
大きな変更点としては、 ・ 新デザインハンドルの採用 ( φ375mm ) ・ メーターパネル ( 下記参照 ) ・ シート形状改善 ( シートバック形状の改良でホールド性UP ) ・ カーペットの色もブルー ・ セイフティブレーキペダルの採用 ( 衝突時に衝撃を軽減 ) ■ レッドルミネセントメーター イグニッションキーをONにすると、メーターの針が動くデモモード付き。 |