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EJ20改 公認 2.2 リッター化 |
第2話 使用パーツについて
【 これまでのお話 】
[ blog ] VAB EJ20 改! 公認 2.2 リッター化
第1話 2.2 リッター化の本当のメリットとは?!
【 使用パーツについて 】
↑ 2.2リッター化の主なパーツです。
以下にご紹介するのが t-get 境さん 推奨、2.2リッター化の基本メニュー。
↑ メタルは WPC 処理した物を使います。
クランクは HKS 製の削りだし品です。
HKS製クランクは、高精度 & 高剛性。
パワー & トルクを引き出すための必需品ですね〜
サイズ的には純正 EJ25 クランクと同じですが、安心してパワーがかけられて、ガンガン回るエンジンにするには純正クランクでは荷が重すぎです。
ここは非常に重要な部分。
いくつもエンジンを作ってきた t-get 境さんも 「 良いエンジンにするにはこれを使わないと 」 と語る太鼓判アイテム。
↑ HKS製の H断面コンロッドと、鍛造ピストン。
純正ピストンは鋳造品ですからね。。。
サーキット等でハードな走りをすると棚落ちしやすいです。
走行会によく行く人なら、棚落ちしたエンジンのお話しはよく聞くことと思います。
やっぱり安心してブン回したい場合は、強度が非常に高い HKS製の鍛造ピストン ( 表面コート処理済み )と、H断面コンロッドが必須です。
↑ TOMEI 製の強化タイミングベルトと、タイミングベルトガイド。
エンジン内部をいじる時は、定番パーツです。
↑ TOMEI 製のオイルパンバッフルステフナー。
こちらも定番ですね。
オイル循環を安定・改善する役割と、クランクケースの剛性アップを目的としています。
この 2つの機能により、メタル等のトラブルが大幅に改善。
EJ のチューニングエンジンには、無くてはならないパーツ。
↑TOMEI 製の タイミングベルト、ベルトガイド、バッフルステフナー装着例
↑ こちらも TOMEI 製。 知る人ぞ知る、強化メインボルト。
これ、かなり重要なパーツです。
↑ 基本的にはオーバーホール作業になりますので、当然ヘッド側も整備します。
傷んでいる場合はバルブ交換、バルブシート打ち替え、バルブ摺り合わせなどなど。
バルブシムもしっかりと新品交換。
↑ ボーリング加工済みのシリンダー
ボーリングでエンジンの性能が決まると言って過言ではなく、とても重要な加工です。
純正よりも 5ミリオーバーサイズのピストンが入るよう、極めて精密に加工を施します。
( 使用するピストンの微かな個体差に合わせ、ピストンごとに個別にシリンダーを加工 )
基本メニューとしては、ここまでです。
これらのパーツを、ひとつひとつ丁寧に組み上げて 2.2リッターエンジンが出来上がります。
無論、希望すれば次のメニューとして更にスペシャルアイテムの導入や、各種加工処理もやってもらえます。
さて、今回はここまで。 m(_ _)m
次回をお楽しみに!
備考
関連ページ : t-get ( ティーゲット )記事掲載日 : 2017/01/03