■ 記事No.03003 PWCギリシャ編3
<5月26日> な、なんと! 1本目からいきなりキャンセル! 午前中は良かったのですが、12時を過ぎる頃から、 あちらこちらで積乱雲が発生し、雷雨になってしまいました。 う〜ん、出鼻をくじかれた。でも、チョット寝不足だったので、 良かったかな? 明日、仕切り直しです。
テイクオフ
ところで、今回新しく『シリンダー・スタート』なるものが 採用されました。考え方は、いたって簡単、スタートパイロンを 中心に、半径例えば400m(日によって変更あり)の円柱を考えます。 スタート時間が来たら、この円柱面を内から外に突き抜けるのです。
つまり、この円柱面がスタート・ラインです。勿論、スタート時間までは どこにいても構いません。まるで、テレビゲームのように、 スタート時間になると忽然と空中にオーロラのようなカーテンが表れ、 それをくぐり抜けるとゲームがスタートするのです。 各パイロンも似たような発想で、空中にあるカーテンを次々とくぐり、 ゴールを目指すのです。
※パイロン....通過地点。ラリーで言うならチェックポイント
これは、全てGPSによる競技になったことにより、成せる技です。 もはや、カメラを手にした選手は何処にも居ません。 コンペティションに恒例の風景である、カメラのフィルムチェックや タスクボードの写真撮影もありません。カメラを持っている人が居たら、 その人は、メディア関係の人です。
明日こそ頑張るぞ!! (^o^)丿
P.S. KONITSAの村は確かに田舎ですが、結構発展しています。 自然を利用したスポーツを奨励してして、多くの観光客が アウトドア・スポーツを楽しむために、訪れます。 村人は、お年寄りが多いですが、とても親切であたたかい人たちです。
<つづく>
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