■ 記事No.08009 PWCスペイン編9
今回から3回に分けて、PWCの有名選手の紹介をしたいと思います。
実は、顔が知れわたっている私が、カメラなんかを構えると、 皆、ふざけてしまい、カッコイイ写真が撮れないのです。 また、Window Open前ともなると、私自身が準備に追われて、 写真どころの話ではありません。
ところが今回、妻の富士美が来た事で、Goodショットの写真を 撮る事ができ、この企画が実現しました。
<<選手紹介 第1回>>
BOLLINGER Hans CHE Boomerang M CRANDAL Louise DEN Boomerang S
まずは、今回優勝したBOLLINGER Hans(総合)と CRANDAL Louise(女子)のツーショット。このショットを撮った時、 まさかハンスが優勝するとは、思っていませんでした。
1995年頃のハンスは、向う所敵無し。 彼の前を飛ぶ者は、誰もいなかった。私が世界を目指す きっかけとなったスター・パイロットである事は間違いない。 当時の私にとって、彼のいるPWCという舞台で飛べることが 第一の目標であり、実現できた時は何にもまさる喜びでした。 そんなハンスですが、ここのところ入賞すらしておらず、 表彰台から遠のいていました。そんな彼の威信を取り戻す、 一勝であったに違いない。
ルイーズは、いわずと知れたパラグライダー界の世界の女王。 その飛びは、女子の中では抜きん出ており、他の女子を寄せ付けない。 彼女曰く、「私のライバルは、日本チーム(男子)」 決して、いやみではなく、最近の日本チームのレベルは ヨーロッパ列強と同等と認めた上でのことです。 つまり、男女関係なく世界の頂点に立ちたいと、考えているそうです。 私も、ミスをすると、彼女にすぐに抜かれます。
BRINKEBY Peter SWE Gambit_C サイズ不明
以前にも紹介した事のある、スウェーデンの小さな巨人。 大きな山もない、しかも1年のうち大半を雪に閉ざされた国から やって来た彼は、決して他のPWCパイロットのように身長、 特に体重に恵まれているわけでなく、グライダー・サイズは、 多分Sサイズであろうと思われる。仮にMサイズだとしたら、 相当量のバラッスト・タンクを持つ必要があり、非常に体重移動が しにくいはずである。そのようなハンディがあるにも関わらず、 襲いかかる強豪をはねのけ、優勝をしている。 彼を見ていると、勇気が湧いてきます。身体的ハンディ、 コンディションのハンディなどは、勝敗を左右しないと。
彼は、PWCの大会において、たびたびテイクオフでDJをしている。 自ら持ち込んだ機械(アンプ・スピーカー)などを手早くセットアップし、 Window Open前のテイクオフを盛り上げてくれる。 そんな彼の魅力は、スマイルだ!
HOFER Alex CHE Boomerang L
スイスの若手、ホープ。 数々のチャンピオンを輩出し、王者の名を欲しいままにしている スイス強豪国において、勝ちあがる事は並大抵ではない。 にもかかわらず、這い上がって来た彼は、既に王者の片りんを見せつつある。 近い将来、チャンピオンになる可能性の高い選手であることは間違いない。 要チェックである!!
彼の笑顔は、とても可愛い。ジャニーズ好みの女の子なら、 一度見ただけで、好きになってしまうだろう。 将来有望。それに、背も高い。なんと198cm。 それから、高収入。スイスでは、成績が良いと国から賞金が出るのである。 なんと3高です。 (^o^)丿
ただし、・・・。現在、彼女がいます。あくまでも、現在。
<つづく>
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<PWCのホームページ> http://www.pwca.org/ PWCの各大会のスケジュールや結果などが見れます。
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