■ 記事No.10007 日本選手権編7
<10月21日(日)> 川地、優勝!! 3日目は飛べたものの、競技成立最低距離を越える事ができず、不成立。
<総合成績> RANK NO NAME POINT 1 12 川地 正孝 1979 2 15 西ヶ谷 一志 1938 3 27 宮田 歩 1809 4 01 扇澤 郁 1751 5 18 後藤 雄太 1680 6 5 加賀山 務 1629
<詳細レポート> 昨日の時点で2本成立したので、日本選手権としては、 既に成立が確定しました。後は、日本選手権者を決めるだけです。 しかし、朝から白鷹の谷には、霧が立ち込め、 上空にも高層雲が張ってしまっています。 飛ぶ事はできても、競技成立となると難しいなと いうようなコンディション。
しかし、ここで気を緩めるわけには行きません。 過去の幾多の大会で、昼頃から天気が良くなり、競技が行われ、 幾多の選手が、優勝を逃した事でしょう。 まさに勝負は下駄を履くまで分かりません。
いつも通り、テイクオフに上がり、 競技の準備をし、ブリーフィングが始まるのを待ちます。 当然、競技はコンディションが良くなるまでウエイティング。
1時頃、何とか飛んでいられるほどになり、 競技が開始されるが、コンディションが長くは続かず、 ゴール者は勿論、競技成立最低距離を越える者は誰もいませんでした。 したがって、競技は不成立。順位は変動せず。 この時点で、私の優勝が確定し、日本選手権の幕が下ろされました。
表彰式も盛大に行なわれ、シャンパンファイトが激しく行なわれました。 とても美味しかったです。
今回の大会は、町のバックアップ体制がもの凄くしっかりしていて、 今まで経験した数々の国内大会の中でも、トップクラスでした。 大会本部前では、毎日のように煮汁が振舞われ、また 町を上げての盛り上がりぶりが凄く、特に最終日には、 会場に大勢の観客が押しかけ、テイクオフ(飛び立つ所)と ランディング(着地する所)を結ぶ巡回バスはフル稼働状態でした。 施設も年々充実し、行くたび行くたび驚かされます。 来年の大会も楽しみです。
最後に、私を応援してくださった皆様に、 あらためて、御礼を述べさせてもらいます。
皆様のお陰で、念願の“日本一の称号”を手に入れることができました。 本当にありがとうございました。 m(__)m 来年は、“PWC優勝”を目指し、これからも日々精進して いこうと思います。応援よろしくお願いします。
<つづく>
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