↑ クールLLC ( ロングライフクーラント )と、クールサーモ ( ローテンプサーモ )
乗り換え予告のページ でも書いたけど、クールサーモは GDB−B 型で使っていた時に、
数値的にもイイ結果を出していたので、今回もチューニングメニューから外せないアイテムの
ひとつですね〜
それとなんと言っても 「 クールLLC 」 だよね!!
今年の夏はキャンペーンをやっているみたいで、セットで買うと1本分無料になるのが魅力!
※ クールLLCセットとは…
クールLLC 4リットルボトル2本 ( 計 税込\14,280円 ) + クールサーモ ( 税込\7,140円 )
税込合計 \21,420円 → ¥14,280円 になるお手頃セット♪
※ 1本分が無料になるので、ついついその余裕から クールLLC を3本も用意しちゃったけど、
実際に使ったのは2本だけです。 量的に2本で充分足りましたね(笑) (^^ゞ ( 上の写真:左 )
【 クールLLC 】
クールLLCは、高純度のエチルグリコールをベースに最適化された添加剤が入った製品。
まあ、化学的(?)なことはよく判らないのですが(笑)、普通のクーラントと比べて以下の効能が
あると言われているので、チューニングした車両や水温が気になる人にベストっすね!
・ 普通のモノと比べ、熱吸収性や放熱性が優れているので、冷却効果が高い。
・ ウォーターポンプによるキャビテーション現象 ( 泡立って循環しない ) に対し抑制効果がある。
・ アルミブロックターボエンジン専用 ( アルミに対する防錆性能が強化されている )
・ 不凍性能は−20℃
もちろん実際の水温は、サーモの開閉する設定温度や、ラジエターの性能、ファンの設定等に
大きく影響されますので、ラジエター液だけで水温を確実に下げるのは難しいと思いますが、
今回のようにローテンプサーモの交換時や、ラジエター液の定期交換時など、ラジエター液を
抜いた時に一緒に交換すると効果的だと思います。
【 クールサーモ 】
クールサーモは乗り換え前の GDB−B 型でも使っていました。(^-^)v
いわば、私的に 「 実績ありパーツ 」 ってヤツで、安心・信頼できますね〜
( ノーマルとの比較など詳しい記事は、こちらのページ をご覧下さい。 )
そう言えば…、、、、
夏場に冷却系のお話を書くのは初めてかも(笑) (^^ゞポリポリ
なぜかいつも冬場になると冷却系チューンの記事を書いていましたからね〜
( その理由も、以前の記事に書いてありますので、合わせて読んで下さい。 )
まあ一般的にはよく夏場に冷却系の記事を書いて、逆に
「 冬場のオーバークールが心配 」
ってゆーようなお話があったりしますよね。
皆さんご存じの通り、私が以前に乗っていた GDB−B 型でも、同程度のチューニング状態で
このクールサーモを使って水温は冬場で 80℃ 〜 90℃ ぐらいで安定していましたから、
まあ、冬場だからと言って特に冷えすぎるような事はまず無いと言えますね。(^^ゞ
無論、暖気に時間がかかると言う感じも無かったです。
( チューニング状態により、個体差はあるかも知れませんが…(^^ゞ )
※ ローテンプサーモは必要に応じて組み込むようにしましょう。
特に温度を下げる必要がない車両には、組み込まないほうが良いと思います。
エンジンは適度に温度が上がっていたほうが耐久性面などで良いと言われています。
オーバークールでは摩耗も早まり、寿命を縮める事もあるので注意しましょう。
【 取付作業 】
↑ サーモのある位置はここ。
上の写真はエンジンを下側から見たところ。 ( エキマニは外れています。)
作業は基本的にノーマルサーモを取り外して、代わりにローテンプを入れるだけです (^-^)v
↑ これは外したノーマルサーモ。 ( 上の写真:左 ) ここに入っている ( 上の写真:右 )
当然のことですが、ここをバラすとラジエター液がドバドバと流れ出てくるので要注意(笑)
あたり一面ラジエター液だらけにならないよう、大きめのバケツを用意しておくか、
あらかじめラジエター下部のドレンからある程度抜いておくと良いでしょう。
【 ワンポイント・アドバイス 】
↑ APPヒートガードチューブ( 耐熱材 )
エキマニを交換していてバンテージを巻いていない場合は、サーモの周辺とオイルフィルターの
周辺のラジエター液の経路にヒートガードチューブを巻いておこう。
エキマニは非常に高温になるので、その影響を少しでも回避しておくのが良いでしょう。
純正エキマニやバンテージを既に巻いている場合でも、エキマニの熱が気になる場合は
ヒートガードチューブを巻いておくと良いかもね。(^^ゞ
【 LLC ( ロングライフクーラント ) の注入 】
↑ 写真では判りにくいですが、クールLLC の色は鮮やかなブルー です。
見た目にも涼しげな色ですし、とっても冷えそうな印象があって Good! (^^ゞ
エア抜きは時間をかけて、じっくりと行っておきましょう。
リザーバータンクも入れ換えておくのを忘れずにね! (^-^)v
なお、エア抜きチェックは1回で済まそうとせず、後日再チェックするようにすると良いです。
【 実際に走行した結果 ( 一般道 ) 】
コンディション : 外気温26℃ / 7月下旬 朝5時半ごろ / 軽く流す程度の走行
● エアコン OFF 状態
平均して 85℃ 〜 90℃ ぐらい。
基本的には、走っていれば走行風がラジエターに当たって冷やされるので温度が下がり、
停まると風が無くなってしまうので温度が上がる …の繰り返し。
信号待ちなどが無くて、走っている時間が長いほど温度は下がる。
信号待ちや渋滞などで停まっている時間が長いと温度は上がる。
100℃近辺まで上がるとメインファンが回り、一気に90℃以下まで下がる。
● エアコン ON 状態
80℃ 〜 82℃ ぐらいで安定。
走行風が無くてもエアコンのファンが回ってラジエターに風が当たっているため、
常に走っている状態と同じようにラジエターが冷やされるようですね。
GDB−B型の時はここまで下がらなかったので、ちっょとビックリです。 (^^ゞ
( …ってゆーか、GDB−B型の時はファンが回らないほうが温度を低く保てた )
【 実際に走行した結果 ( 高速道路 ) 】
コンディション : 外気温26℃ / 7月下旬 朝5時半ごろ / 軽く流す程度の走行
● エアコン OFF 状態
79℃ 〜 80℃ ぐらいで安定。
ほぼ一定温度をキープした状態で、上下動は無い。
● エアコン ON 状態
80℃ 〜 82℃ ぐらいで安定。
エアコンは OFF のほうが冷えるようですね (^^ゞ
高速道路なら走行風だけのほうが、ラジエターファンの風より強いと言う事だと思われます。
( ファンが回るとそれが抵抗になって OFF の時よりも風の流れが悪くなると推測 )
【 まとめ。。。 】
全体的に GDB−B 型の時よりも温度が低めです。
ただしオーバークールではなく、私的目標である 80℃ 〜 90℃以下に保っている時の話ですね。
走行状態によって水温は上下動しますが、その最低温度・最高温度は以前の GDB−B 型の頃と
ほとんど変わらないけれど、その範囲内で低い状態でいる時間が長くなっていると言う事です。
これはクルマの個体差なのか、クルマ自体の冷却性能、またはエアロ等の空力性能が上なのか、
それともクールLLCのおかげなのか、正確な結論付けは出来ませんが、以前の GDB−B 型と
比べてハッキリと判るぐらい違いがあります。
また、温度の安定具合も GDB−B 型の時より良い感じですね。
これはあくまでも私的感覚ですが、クールLLC が効いているんじゃないかと思います。
キャビテーション ( 泡立ち現象 ) を抑え、優れた熱吸収性能 & 放熱性能で安定した冷却が
行われているので、温度が安定しやすくなっていると思われます。
▼ 製品に関するお問い合わせ先
→ メーカー : ZERO/SPORTS ( ホームページはこちら )
※ この記事は 2004/07/29 現在のモノです。
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