前回書かなかった 「 実際の乗り心地 」 について、今回はレポート致します。 (^-^)v
■ 街乗り ( 減衰調整 前: 1回転と3/4戻し 後: 2回転と1/4戻し )
路面の荒れたところだと適度に固さを感じますが、嫌な突き上げ感では無いですね。
足が路面の状況変化に応じてしっかり反応しているのがよく判ります。
私のインプレッサに装着してあるシートは座り心地が固めなので、大概どんな足回りにしても
その影響で多少なりとも固く感じるのですが、この QUANTUN に関しては固いと言うよりも
むしろ 「 シャープ 」 と言った表現が適切ですね。
例えるならば、名刀のような感じでしょうか。ハンドリングはまさに 「 ズバッ 」 と切れるフィーリング。
まるで名のある刀鍛冶によって鍛えられた業物のようです。
「 さすが QUANTUM !! 」 ですね。
これはもともと低圧ガスによる追従性の優れた機構に、レースでも使われてる超々高品質の
構成パーツのおかげでしょう。 低フリクションの機敏さが際立つクイックな感じの仕上がりです。
あと、幹線道路などで、ちょっと大きめのギャップを越える時に、若干ボトムが大きい気がしますが
これはあえて私が市販の組合せよりも柔らかめのバネに変更してしまったせいでしょうね。
( 本来は 前:8〜6k、後:6k → 前:6k、後:4k に変更してます (^^ゞ )
正規の組合せならこのような事は無いと思います。
また、柔らかめが好みの人の場合は、減衰調整をいじって行けば好みのフィーリングが得られると
思います。調整は無段階なので微妙なセッティングも可能です。
私の場合は先にも述べたシートの事や、ボディー補強パーツ、社外スタビやピロ足 など、ただでさえ
固く感じる構成になってますので、このあたりが純正なら同じセッティングでも柔らかめに感じることと
思われます。
■ 高速道路 ( 減衰調整 前: 1回転と3/4戻し 後: 2回転と1/4戻し )
高速道路での乗り心地はイイ感じですね。
路面の継ぎ目を越える時も滑らかでしなやかな動きです。
決して柔らかくは無いのですが、あえて言うなら 「 心地よい固さ 」 と言った感じでしょうか。
レーンチェンジでのハンドル操作にも追従性の良い明確な反応を感じると共に非常に安定感ある
動きをします。
■ サーキット走行 ( 減衰調整 前: 1回転と1/4戻し 後: 2回転戻し )
コースを走らせてまず感じた事は 「 クイック & ナチュラル 」 。
超低フリクションのダンパーが瞬時に車体姿勢に反応するので、非常にコーナーに入りやすい。
ハンドルをクイッと切ったと同時にスルッと入る感じです。
ステアリングレスポンスの良さとリニアな感触が、実にコーナーを楽しくしますね!
場所 : メーハイランド・ターマックコース ( 福島県 )
※ ここはスピードがのる外周部分からインフィールドに突入して最初の切り返しポイント。
右旋回から入って行き、左へ大きくターンする。
特筆すべきは、吸い付くような接地感の良さ!
これはダンパーの反応速度の良さが生み出す高性能・高品質の証です。
コーナーでインに付きゼブラゾーンをカットしても、姿勢はガッチリ安定キープ。
本来なら段差になってるワケですから、もっとゴツンと揺れて姿勢が変わったり減速したりするはず
なんですが、滑らかに自然な感じでスルッと通過するので嬉しいですね〜
一応、今回も 「 ヘタレムービー 」 を用意してますから(笑)、各コーナーでイン側のゼブラゾーンを
越えるあたりを重点的にご覧頂ければと思います。
それとこの車高調は前用が 5.1Kg、後用が 6.1Kg しかなく非常に軽いです。
ダンパー自体の動きも低フリクションで軽いため、軽快かつ切れ味の良いフィーリングが印象的。
無論、先にも述べたこの車高調の最大の武器である 「 類い希なる優れた接地感 」 も、軽量化と
低フリクションの恩恵から得られた性能であると思います。
■ おまけ。。。
毎度恒例、おまけのムービーです。
いつもの通り、ヘタレ運転ですからね(笑) (^^;; ヒヤアセ
過度の期待をしないよう願います m(_ _)m
おまけのムービーを見たい方は、ここをクリック! ( 1.41MByte )
※ タイヤの鳴く音がうるさいです。(笑) ボリュームは若干ひかえめのほうが良いでしょう (^^ゞ
※ ムービーを見るには、Windows Media Player などが必要です。
※ インターネット環境が高速回線でない場合、ローカルマシンに保存して再生するのがお奨です。
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