新車購入時に高い追金を出して装着したメーカーオプションの純正BBSホイール。(^^ゞ
デザインは悪くないと思うんですけど、オフセット値が 「 いかにも純正 」 って感じで奥に入りすぎて
いるんですよね。
本来、ツライチに近づけるなら、社外のホイールに換えてしまうのが手っ取り早いんですけど、
オプション代金を払ってる事を考えると 「 意地でもコイツを使ってやる! 」 と思っちゃうワケ(笑)
…とゆーことで、以前から 純正アルミホイールをツライチに近づける努力 を行っているのですが、
その後装着したこの外装パーツ ↓ のおかけで、また振り出しに…
↑ 私の GDB は D 型だから、元々リヤフェンダーアーチ部分のパーツは付いていませんでした。
これは ZERO/SPORTS 製 の F 型用リヤバンパー を装着した際にあとから取り付けたのですが
どうしてもこのパーツの厚みの分、タイヤはまた内側になってしまいます。。。
F 型用リヤバンパーを装着後、とりあえずスペーサーを使ってギリギリまで出していたのですが、
前回のサーキット走行会でタイヤがフェンダーと干渉しているのに気づき、さすがにこれではと思い
大幅に手を加える事にしました。
■ フェンダー爪折り
↑ まずはこれです。
今回は思い切ってリヤフェンダーの爪折りを板金屋さんでやってもらいました!!
↑ ただ爪を折るだけではなく、タイヤを外側へ出した時に干渉しやすい前側 ( ○ の所 ) を
車幅に影響が出ない程度に外側へと叩き出して もらいました (^-^)v
※ インプレッサのリヤフェンダーは、「 爪折り機 」 などを使って折ると歪みが出やすく、
リヤフェンダーがデコボコになってしまう場合が多いので要注意です。
爪折りは、技術レベルの高い板金屋さんに叩いてもらう のが良いですね。
無論、叩けば塗装が傷むので再塗装を施さなければなりませんが、上手な板金屋さんなら
叩いた裏側だけの塗装で済みますので、塗装代を含めても割安で出来るでしょう。
※ ちなみにフロントフェンダーは、私の場合、ないる屋製のワイドルックフェンダーを装着して
いますので爪折り不要です。( ないる屋製フェンダーは、最初から爪折り状態になってます )
■ ワイドトレッドスペーサー & ハブリング
↑ フェンダーの爪折りでタイヤを外側に出せるようになりましたから、ワイドトレッドスペーサーを
入れてツライチに近づけてやります。
用意したのは 15ミリ厚のモノ ( 上の写真:左 ) と、それ専用のハブリング ( 上の写真:右 )。
↑ ワイドトレッドスペーサーからボルトを叩き抜いて普通のスペーサーのように使います。
※ 純正ハブボルトの場合、この方法は使えません。
ロングハブボルト に入れ換えておく必要があります。
10ミリロングのハブボルトを使用した場合、15ミリ程度までスペーサーが使用可能。
15ミリなら、普通の5ミリ厚のスペーサーを3枚使ったほうが安く済みますけど、ここはあえて
ワイドトレッドスペーサーを使います。
なぜなら、専用ハブリングを使って取付精度や取付剛性を上げる ためですね。
ハブリングを使うと、ホイール装着時に回転軸の芯がズレなくなりますので、高速走行などで
タイヤのブレや振動発生を防止 する効果があります。
さて、ロングハブボルト の記事をお読みになっている方々であれば、
「 えっ? 15ミリじゃ、あまり外側に出ないんじゃない? 」
「 リヤフェンダーを叩き出す前は、13ミリだったのでは? 」
と、疑問に思われた人もいらっしゃることでしょう。 (^^ゞポリポリ
実は、あの頃とはタイヤが違っているんです。
ZERO/SPORTS 製リヤバンパー の記事などでもタイヤパターンがハッキリと写ってますから、
もちろん気が付いている方々も沢山いらっしゃいますよね。 ロングハブボルトを入れた頃は
純正タイヤの 「 ポテンザ RE070 」 でしたが、現在入れているは 「 トランピオ R1R 」 です。
このタイヤの場合、純正サイズの 225/45/17 が無いので、235/45/17 を入れています。
タイヤが 225 → 235 になったので、入れていたスペーサーも 13mm → 8mm に減らしていました。
そして今回のフェンダー爪折りで、8mm → 15mm になったワケです。
■ キャンバーボルト
↑ リヤのキャンバー調整を可能にする 「 キャンバーボルト 」 です。
いわゆる 「 カムボルト 」 ってやつですね。 回すと軸がズレて位置が変わる仕組みです。
本来はサスセッティングに使うパーツですが、タイヤとフェンダーの干渉を回避することにも
使えます(笑) 一応念のために交換しておきます。(^^ゞ
↑ この部分のボルトと交換して使用します。
■ アライメント調整
↑ 足まわりのパーツを交換したら、必ずアライメント調整を行いましょう。
アライメントが狂っていると、危険ですし、走行抵抗が増えてタイヤが早減りしたり、燃費が悪く
なったりしますから要注意です。
アライメント調整の結果は、ここをクリック。
キャンバーボルトに交換したおかげで、リヤのアライメントは完璧ですね〜
※ 4輪アライメントの解説については、こちらのページ を参照下さい。
■ …で、結局どうなったかと言うと
↑ 最終的には、こんな感じ。
微妙に出し足りない気もしますが(笑)、以前よりもツライチには近づいたので、まあまあですね。
ってゆーか、純正ホイールでここまで出ているほうがブキミかも? (笑)
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