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連載企画 APEXi 製 レブスピードメーター
 
【 第2話 エーモン工業 FIXシートを使って、ダッシュボードに取付けパネルを作ろう! 】
 ▼ エーモン工業 FIXシートを使って、ダッシュボードに取付けパネルを作ろう!
 
 
 
  ↑ 簡単お手軽にFRPパーツを作れるスグレモノ!!  エーモン工業製の FIX シート
     ( エーモン工業のホームページはこちら
 
 今回、ガッチリと剛性のあるパネルを作ろうと、材質は FRP を選ぶ事にしました。
 しかし、FRPってゆーと、樹脂液と硬化剤を混ぜたりと、、、なかなか一般的ではないし、面倒(笑)
 
 そこで、誰でもお手軽簡単にFRP工作が可能な、新兵器 ” FIX シート ” を使ってみました!
 
  ★ FIX シートは、2003年4月上旬の発売予定です。
  
 
 
 
  ↑ ジェル状の 「 FRPのもと 」 が、ビニールフィルムの中に入っています。
    見た目は透明ですが、グラスウールも入っていて、固まると強度が出ます。
 
 
 この FIX シート は、紫外線に反応して固まる仕組み です。
 最初はジェル状で柔らかいので、好きな形を作って日光などの紫外線に当てると
 その形状に固まります。
 
 形をキメたら、あとは天気の良い時に日光に当ててやるだけ!! 
 簡単FRP素材っす〜 (^-^)v
 
 
 パネル作りのほかにも、スポイラーなどの FRP製品の補修用 として使ったり、
 アイライン、カナードスポイラーなど、エアロパーツ を作るのも良いでしょう。
 
 また、ボンネット内やフロントフェンダー内に、エア導風板を作るのもお奨め。
 ” クールラジエターもどき ” などは簡単に作れそうだよね!!
 
 
 
 さてさて、、、話を本題に戻しましょう (;^_^A アセアセ
 
 
 
 ↑ こんな感じで、AVC−R の移設 & レブスピードメーター の取付け が目標です。
 
 ↓ で、判りやすいように完成写真を出すと、、、、最終的にコレを作るワケです。(^-^)v
 
   
  
 これなら、エアコンの送風口も、なんとか使えるし、手も届きやすいので操作もラクです。(^^ゞ
   
 
 
 ▼ 下準備 〜 FIXシート貼り付け作業
 
 
 
  ↑ 作業をする所をマスキングテープで覆って保護します。
 
 
   
 
  ↑ 作りたい形をダンボール紙や厚紙などで作ります。( ハリボテってヤツですね )
 
 
 
 
  ↑ アルミテープでさらに覆って、完全に保護してやります。
    これで土台の完成です。
 
 
   
 
  ↑ 土台に合わせて、FIX シートを切ります。ハサミやカッターで簡単に切れます。
 
 
   
 
  ↑ FIX シートに付いている、ビニールの保護フィルムを片面だけ剥がして、土台に貼り付けます。
    曲面のきつい所や、角の部分などは、表面の保護フィルムも少しめくって剥がしてやると
    馴染みやすいです。
 
 
 
 
  ↑ 天気の良い日はいいのですが、夜間や曇りの日などは、ブラックライトや
    紫外線ランプなどを当ててやると硬化促進できます。
 
   ※ 私は曇りの日にやって、なかなか硬化しないので、ブラックライトを当てました(^^ゞ
 
 
 
 
  ↑ 固まると、やや薄い黄色になります。
 
 
 
 
 ▼ 硬化したら
 
   
 
  ↑ エンブレム剥がし用の工具か、マイナスドライバーなどを差し込んで、
    固まったパーツを剥がします。( 上の写真:左 )  上の写真:右は、取れた所。
 
 
   
 
  ↑ 見た目を綺麗に仕上げるために、パテで凹凸を取り、塗装仕上げをします。
 
    上の写真:左は、FIX シート と同様に紫外線で固まる FIX パテ です。
    本当はコレを使いたかったのですが、天気に恵まれず、、、
    手持ちのエポキシパテで処理しました。(^^ゞ ( 上の写真:右 )
 
 
 
 ▼ 裏骨を入れる
 
 
 
  ↑ 綺麗に仕上げると共に、強度を上げるため、裏面に汎用のステーを骨として埋め込みました。
    角の部分に合わせてエポキシパテで埋めてやります。
 
  ※ 裏骨なしでも、充分な強度がありましたが、一応、念のための補強です。(笑)
 
 
 
 ▼ パテ整形 〜 塗装 〜 カッティングシートで化粧 〜 完成
 
 
 
  ↑ エポキシパテを塗ったところ
 
 
 
 
  ↑ パテを耐水ペーパーで削って、下地塗装( サーフェイサー ) を吹きつけます。
 
   ※ 塗装などのコツは、こちらのページ をご参考にどうぞ
 
 
 
 
  ↑ つや消しブラックで、塗りました。
    このままでも、充分OKって感じです。(^-^)v
 
 
   
 
  ↑ さらに、カーボン柄のカッティングシートを使って、表面を化粧してやります。
 
    カーボン柄のカッティングシートは硬いので、立体には上手く貼れません。
    少しシワが入ってしまいました。(T^T)クゥー
    まあ、取付ければ見えなくなる場所だと思うので、、、、(^^;; ヒヤアセ
 
 
 
 
  ↑ 裏面には、耐熱アルミクロスと、固定用の両面テープを貼りました。
 
   ※ エアコン送風口に付けるため、温風が出て来ることも考慮に入れて
     機器保護のために耐熱アルミクロスを裏面に貼りました。
 
 
 
 
  ↑ 取付けたところ。 イイ感じです〜 
 
 
   
 
  ↑ 両面テープを使い、パネルに AVC−R と、レブスピードメーターを貼り付けました。
 
 
 
 
 ▼ まとめ
 
 いや〜、、、考えていたよりも綺麗に仕上がったと、自分では思います。
 
 曇りの日にやったため、硬化にちょっと時間がかかりましたが、合計半日程度の作業です。
 ( 硬化にはブラックライトを使用。 )
 
 この FIX シートのおかけで、割と簡単に FRP パーツを作れるようになったのには
 私も驚きでした。
 
 ってゆーか、この FIX シートが無ければ、内装を FRP で作ろうとは思いませんね(笑)
 マジ便利です〜
 
 まあ、なんと言っても、自分だけのコクピット作りは楽しいしね〜
 みなさんも、これに限らずオリジナルのパネルを作られてみては
 いかかでしょうか? (^^ゞポリポリ
 
 
 
 さて、次回は 「 取付け編 : 配線処理など 」 です。 お楽しみに〜 (^-^)ノ
 
 
 
 
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