GC8系 WRX (G型) |
新インプレッサWRX NB |
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さてさて、上のグラフを見てビックリ! 「マジすか?」状態だ!(笑) |
グラフの単位やメモリの単位の違いは仕方ないとして、問題なのはカーブの向きだ。 |
低回転域で、円弧の向きが、GC8系では下向きなのに対し、新型では上向きなのだ! |
つまり、トルクの出方が、今まではある回転域まで急激に変化していた部分が、上向きカーブになったことで |
パワーカーブがどの回転域でもスムーズになって、エンジン特性としては、極めて「扱いやすい」方向性を持っている。 |
これは新しく装備されたAVCS機構のおかげであろう。 |
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しかし、GC8系の280馬力に対し、新型は250馬力。では、30馬力は何処へ消えてしまったのだろうか? |
その答えは意外な部分に隠れている。 |
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1.圧縮比が、GC8系8.0 → 新型9.0 にUP |
ターボ車のパワーアップでは、通常、圧縮比を下げて過給圧アップを行う。今回はこの逆だろう。 |
おそらくGC8系の240馬力仕様(WRXワゴン)がベースとなったような気がする。(240馬力仕様も圧縮比は9.0) |
このパターンから考えて、圧縮比を上げて過給圧を下げ、低回転域のパンチを増やし、更にAVCS機構によって |
低燃費と扱い易い「下からのパワー」を得ていると考えられる。(2200回転で、ピーク時の80%のトルクを発生) |
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2.環境問題、税金、日本経済上の景気問題 |
平成12年基準排出ガス低レベル基準をクリアすることで、2000年9月30日までは、通常税率5%が4%に |
軽減される。(2000年10月1日〜2001年2月28日までは、5%→4.9%) |
これは環境問題と景気回復のテコ入れ策(メーカーへの行政指導など)が大きく関係しているためだろう。 |
パワーを上げれば当然このあたりの問題をクリアするのが難しくなる。(苦笑) |
STi
バージョンの登場が遅れているのも、このへんが関係している可能性あり。 |
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と、言うところがこの30馬力を「捨てて得た」部分であろう。 |
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